みなさんこんにちは。
気が向いたときにちょこちょことDIYをしている親バカです。
今回は、義理の親父様とDIYで作ったウッドデッキにペンキ塗るかってことで、素人がペンキを塗った、そして失敗した、そこから学んで完成した素人なりに掴んだ極意を紹介。
ペンキ塗り ウッドデッキ編
ちなみに我が家のウッドデッキは、油性ペンキで塗りました!!
なんだかんだ外なんで、油性にするかってことで。
ペンキの種類
まずは、ペンキの種類。大きく分けて2つあります。
「油性塗料」と「水性塗料」
塗膜の耐久性に大きな差があったみたいですけど、最近では、油性塗料に引けを取らない水性塗料も数多く開発されており、塗装業者でも積極的に水性塗料を採用しています。
油性塗料のメリット・デメリット
メリットは、耐久性。環境に左右されにくく乾燥が早いことや、密着性が高いため素材を選ばずに塗装できること、金属などへの塗装が可能で、下地塗りをしないで済む。万能タイプですね。
デメリットは、臭い。ペンキ塗ってもけっこう臭いです。ニオイが取れるまで時間かかりますね。
また、シンナーは引火性が高いという性質上、保管場所や管理の仕方に十分注意しなければなりません。
水性塗料のメリット・デメリット
メリットは、臭くない。これは、水性塗料は希釈剤に水を使用しているため、シンナー臭くないんです。シックハウス症候群や大気汚染の一因とされる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少ないことから、環境に優しい塗料としても高く評価されていますね。
デメリットは、乾きにくい。水性塗料に含まれる水分は、一定の温度に達しないとしっかり乾燥しない(固まらない)ことがあるため、気温が低い時期は乾くまで時間がかかる。晴れた日にやんなきゃ。
水性と聞くと水に溶けてしまいそうなイメージがありますが、しっかり乾燥して水分が蒸発・塗膜が硬化すれば、雨などで濡れても流れ落ちる心配はありません。
ペンキを塗る前にやるべき2つのポイント
養生で保護するんだ!!
養生とは、ペンキで汚さないように保護する。これは、失敗からくる教訓です!!
ペンキで汚れて欲しくないところをビニールとか、カバーできるもので保護しましょう。
我が家はやらなかったんで、シャッターやら外壁やらにペンキつけて妻に怒られました。
養生を怠ると、ペンキを落とすのが大変だったので、養生をした方がいいです。本当に。
下地処理
亀裂や穴が開いている壁や床を、平らにしておいた方が仕上がりがキレイ。
パテで塞げば誰でもできますよ。サンドペーパーとかでキレイにするとなおよしです。
下地処理をしておくと、仕上がりも綺麗で、ペンキの耐久年数も上がるんですって。
必要なもの 2つ
・ペンキ(油性、水性は場所とこのみで)
・刷毛
ローラーとかもあったら便利で早いと思いますが、素人は刷毛一本で勝負です!!
言わずもがですが、高いところを塗るんなら脚立は必須です。
素人が教えるペンキ塗りの3つのコツ
コツは一つといっても過言じゃありません。
それは、丁寧に塗る。これに限ります。
とはいえ、我が家のウッドデッキを塗り終わるのに、3日間、計7時間かかり、それなりに掴んだテクニックもあるのでご紹介。
刷毛は広く均等に塗る。丁寧に。
ペンキを塗るときは、刷毛で塗りますよね。
広範囲を塗らなきゃいけないので、ペンキをいっぱいつけちゃいますが、つけ過ぎ注意です。
垂れてきちゃいます。出来るだけ広範囲を、均等に薄くキレイに塗料を塗って下さい。
刷毛の両端がごわごわになるんで、平らにしながら塗りましょう。
※ペンキのつけ過ぎ注意
一定方向に塗れ!!
ペンキを塗るときは必ず一定の方向に塗りましょう!
右から左に塗る場合は、常に右から左に刷毛を動かして塗りましょう。
ペンキを均等に塗るためには上記のようにやった方がペンキの厚みを均等にしやすいです。
ムラの原因になっちゃいます。
※ペンキは同じ方向に塗りましょう!!
ペンキを塗ったら乾くまで待つ!!
一度塗ったところは完全に乾くまでいじらないようにしましょう。
子供がいるご家庭は要注意!!
乾く前に触っちゃうと、仕上がり汚くなるし、ペンキが落ちたりいいことなしです。
塗りもれとかを見つけてしまっても、乾くまでまって、乾いてから塗りましょう!!
ペンキ塗った後どれくらい待つべき?仕上がりの目安は?
水性ペンキ
水性ペンキが乾く時間は、夏の晴れた日は約30分~1時間、気温の低い冬では1時間~2時間が目安。
カラッと晴れた夏であれば、他の場所を塗装している間に乾いているくらいのスピードですが、冬や雨が多い季節には半日経っても乾かないこともあります。
油性ペンキ
油性ペンキが乾く時間は、夏の晴れた日は約1時間~約2時間、気温の低い冬は約3時間~約5時間
油性ペンキのが乾くまで時間かかりますね。どちらのペンキも塗るタイミングを気をつけていきましょう!!
刷毛のお手入れ
ガンバってくれた刷毛を労わってあげましょう!!
水性ペンキの場合
水性塗料は、その名の通り水で濡らして新聞紙とかいらなくなった取るとかで、がしがしとふけば落とせます。
シンナーならもっと簡単に落とせますが、水でも十分落とせました。
スポンジや激落ちくんとかもおススメ。
油性ペンキの場合
油性ペンキはちょっと頑固。
ペンキを剥がす液を使わないと落ちません。塗料用シンナーですね。
バケツとかに少量の液で、刷毛を浸して落とします。
つける前に、新聞紙とかでペンキを落としておくといいと思います。
ペンキが落ちたら水でよくすすいで、毛先を整えてしっかり乾燥させ、次の出番に備えましょう。
さいごに
紹介したコツを実践していただければ、画像のような仕上がりは保証できます。
初心者でも、それなりの完成度だと思います。自画自賛。
とはいえ、完成度も時間もプロにはかないませんので、妥協したくない人はプロに頼みましょう。
やりがい、達成感を求める人は、やってみて下さい!!
おしまい
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